はじめまして、同志社大学大学院 知的機構研究室 修士1年生の下坂です。

2024年7月2日から7月5日に開催されたThe 39th International Technical Conference on Circuits/Systems, Computers, αnd Communications (ITC-CSCC 2024)にポスター発表者として参加しましたので、そのご報告になります。
当研究室からの参加者は4人でした。


1日目 | 7/2(火)

今年のITC-CSCCは、沖縄県恩納村にある沖縄科学技術大学院大学OIST)での開催でした。
恩納村は沖縄本島の中央付近に位置する地域で、沖縄唯一の空港がある那覇からバスで2時間ほどかかります。
そのため、初日は移動と登録、そしてレセプションが中心でした。

OISTに到着した時にはもう夕方。
初日はレセプションパーティーということで、学内のカフェテリアにて、立食パーティーに参加させていただきました。

参加者も多く、日本国内からの参加はもちろん、中国や韓国、タイの大学・企業からなど、総勢で400人ほどが参加していたようです。

2日目 | 7/3(水)

当研究室からの参加者4人のうち、3人は2日目にポスターセッションを行いました。

ポスターセッション会場の様子。

ポスター番号順に紹介します。

“Enhancing GROBID Performance for Japanese Academic Literature: Construction αnd Evaluation of a New Dataset”, [M2, 梅澤]

“Performance Evaluation of Bibliographic Information Extraction from PDF Documents in a Specific Scientific Domain”, [B4, 山内]

“Difficulty Prediction for Technology Blog Posts in Recommendation Systems” [M1, 下坂]

ポスターセッションの時間は100分間でした。そもそもポスター発表者が多かったり、このセッション自体が講堂等での発表の裏ではありましたが、それでも数名の方に発表を聞いていただき、質疑応答を行うことができました。

3日目 | 7/4(木)

最後1人のポスターセッションは3日目でした。

2日目のポスターセッション会場の様子。両日ともに沢山のポスターが準備されていました。

“Automatic Matching of Japanese Conference Names Based on String Segmentation αnd Comparisons”, [M2, 林]

また、この日から会場内の案内やセッションの補助などを行うアルバイトに参加しました。
私はセッションの補助として講堂でお手伝いをしていました。セッションの幕間に照明の調整をする他、質疑応答の際のマイクの受け渡しなどを担当しました。とても貴重な経験になったと思います。

この日の夜には、学会が主催するエクスカーションとして観光名所である万座毛に立ち寄った後、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートにてバンケットが開催されました。

4日目 | 7/5(金)

この日が学会の最終日でした。当研究室からの発表はありませんでしたが、引き続き学会の補助を行いました。


終わりに

2024年7月、沖縄開催のITC-CSCC2024での様子をお届けしました。

私はそもそも学会への参加が初であり、さらに英語でのコミュニケーションを前提とする国際学会は、参加前は非常にハードルが高く感じて緊張していました。
しかし現地での参加者の方々との交流を通じて、学会という場に参加できることの意義や、対面で会話できることのありがたさを改めて認識することができました。

最後に、指導教員である桂井先生には多忙な春休みの時期にもかかわらず、手厚くサポートをして頂きました。そして、学会の運営者の皆様、OISTで開催をサポートしていただいた教員・学生の皆様にも大変お世話になりました。この場をお借りして感謝申し上げます。

本記事は以上となります。ありがとうございました。

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